屋根工事
09/11/24
地味に上棟式を済ませた次の日から屋根工事です。
早く屋根を仕上げて雨の日の憂鬱を減らしましょう。
垂木打ち 屋根の下地板(野地板という)を張る前に6cm角の垂木を45cmピッチで止めていきます。
母屋に施した垂木受けに垂木を並べて5寸釘で止めていきます。
金槌の音を聞きつけてKさんが雪囲いを中断して助っ人に登場。
5寸釘は15cmの長さの釘で、それは打ち込むのに骨が折れます。
細いドリルで下穴をあけておいても最後まで打ち込む前に釘が曲がってしまうのです。
曲がった釘を抜くのも一苦労、、、というわけで半分はビスです。
釘とビスは強度や耐久性において、釘の方が断然優れているのですが施工性と僕の技量では心が折れます(泣)
つぎはいよいよ野地板張りです。
面戸 マサが板を切る 垂木の上に野地板を張ると母屋と野地板の間に垂木の厚み分の隙間ができます。
これをふさぐ面戸を寸法現物合わせではめていきます。
高所苦手のボビーが助っ人に来てくれました。
ありがとう。
屋根の上で固まってしまったボビーには楽しませてもらいやした(笑)
次の日は、マサ&ミホちゃんが登場。
マサが野地板切り、ミホちゃんがビス止め。
みるみるうちに野地板が張られていきました。
ミホちゃん屋根の上 今日も大吉は自分の仕事で大忙し マサ&ミホちゃんは和歌山へ転勤してしばらくは会えなくなってしまうのがさみしいところです。
いつも作業と大吉の面倒見てくれて、ありがとう。
野地板も完成して次はルーフィングシート張りです。
ルーフィング 1ロール21m×90cmで3000円、4本使いました。
これで一応防水性能がありトタン屋根で漏れた水も、これがあれば中には漏れてこないというわけです。
タッカーという大きなホッチキスでバンバンと止めていきます。
嵐が来ない限り、これで中には雨が入ってこないです。
ひとまずホッとしました。
軒先に唐草をつけておく 迫る冬におびえながらトタン張りです。
いろんな屋根材がありますが、トタン波板が最もコストパフォーマンスに優れていました。
安っぽさと耐久性は仕方ありませんね(泣)
軒先には唐草(からくさ)と呼ばれる水切り金物をつけて、下からトタンを張っていきます。
ポリカ波板を引っ張りながら釘打ち トップライトには透明のポリカーボネイトの波板です。
同じ波板のようですが微妙に波が合わないのです。
ここらへんがちょっとカチンとくるところです(笑)
ポリカを引っ張りながらトタン釘を打たねばならず結構面倒ですわ。
えりこと悪戦苦闘の末、雪が降る前に屋根が完成!!
当初の予定では雪までに屋根まで完成するマニュフェストでしたが
雪まではどんどん工事が進められそうです。