柱が建つ

09/11/08

 

土台が完成して、つぎに柱です。

柱は「ほぞ」という仕口を両側に作るだけのいたってシンプルな加工。

   
ほぞ   平井夫婦   あて木をして叩きこむ

今日はたくさんのお客さんが来ました。

安曇川の建具職人の小島君、彼女の春ちゃん。

大阪から高島市に移住してきた平井夫婦、書道家おばたまさみち君、彼女のあかりちゃんが作業を手伝ってくれました。

平井夫婦は田舎暮らしの移住先を探していて、セルフビルドの可能性も模索中。

頑張って残りの柱を刻んで建ててもらいました。

のこぎりの使い方は小島君の指導で、なかなか上手に刻めたのではないでしょうか?

是非とも、快楽のセルフビルドの世界に挑戦してみてください!

   
台持ち蟻継ぎ   角ノミにも挑戦   柱完成!

こちらは台持ち蟻継ぎ。

おばたくん、あかりちゃんが挑戦です。

家で本棚を作りたいと言っていたので、ちょっと参考になったとか、なってないとか。

そんなこんなで、柱はすべて建ちました。

 

次の日は桁、梁の加工に突入です。

   
桁を継ぐ鎌継ぎの仕口   脚立に仮置き   カケヤで叩きこむ

長手方向は桁を途中で継ぐ必要があり、仕口は台持ち鎌継ぎです。

脚立の上に仮置きして、ほぞ穴に合わせながら持ち上げます。

お隣さんも加勢してもらって無事に桁がおさまりました。

   
桁が乗った!   下げ振りで垂直を確認   仮の筋交いで固定

桁のおさまった柱が垂直に建っているか、下げ振りを下して確認します。

傾いているのを押したり引いたりして柱を垂直に直します。

垂直になったところで、仮の筋交いをビス止めしておきます。

 

天気が何とか持ってくれれば明日は残りの桁、そして梁まで進めそうです。

 

 

         
         
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