土台
09/10/29
いい天気が続き何をしても気持ちがいいです。
こんな日こそ大工日和。
今日から刻みです。
まず、土台。
尺杖 墨付け まずは尺杖をつくります。
45mm角の狂いの少ない角材を2m1本。
そこに910mmごとに四周線を3か所書いておきます。
在来工法は柱の間隔が910mmごとなので梁や土台に柱のほぞ穴の墨付けをするときに
メジャーで毎回測ることによる誤差と手間を省くための物差しです。
通り芯が一か所決まればそこに尺杖をあてれば次の通り芯がすぐに出ます。
これで福井的お約束の測り間違いが激減します。
組み ボルトの穴に合わせて少しずつずらす 基礎パッキン 刻みが完了したので基礎に乗せます。
が、アンカーボルトの穴を合わせるのと刻みの形状のために
組み立ててからでないとアンカーボルトの穴に入れることができないのです(泣)
まず組み立てて写真のようにアンカーの真上に土台を木片で支えて移動して落とし込みました。
アンカー(13mm)の穴は大きめ(24mm)がよいでしょう。
土台と基礎の間には基礎パッキン(120円)を柱の下、角に挟んでおきます。
土台と基礎の湿気をなくし土台が長持ちする効果があるそうです。
台持ち鎌継ぎ 無事にはまる 4mの材料なので長手方向の土台は台持ち鎌継ぎです。
見事にはまってくれました、さすが。
内心ドキドキもんでしたが。
最後にアンカーボルトにワッシャーとボルトをつけて完成!
これで建物が基礎からずり落ちないし、強風で家ごと飛んでいく心配がなくなります(笑)
いやあ、セルフビルドはたのし。
やめられまへん。
つぎは柱の刻み、土間コンクリート打ちです。