基礎工事(2)
09/10/23
「基礎ができたら建物の3分の1はできたようなもの。」
誰かが言ってました。
僕もそう思います。
だってめんどくさいもーん(泣)
前回の捨てコンの上にコンクリートブロックの基礎の足元となる部分の型枠を作ります。
杉の幅10cmの板をセパレーターという金物で幅30cmの枠をつくります。
セパレーター自身はコンクリートの中に埋まってしまいます。
基礎の大きさをしっかりと計算して枠の板を切断加工していきます。
セパレータ 鉄筋 型枠ができたら鉄筋を2本平行に入れます。
この時セパレータの上に乗せて針金でしっかりと締めて固定します。
そしていよいよコンクリートを練って基礎工事です!
まずは枠の中にコンクリートを入れて鏝でゆすりながら砂利を沈めます。
水糸に合わせてブロックをその中に沈めます。
この時、水糸は建物の通り芯よりブロックの厚さの半分(6cm)外にずらしておきます。
コンクリートは2,3日である程度固まるので次に残りの部分のコンクリート打ちです。
アンカーボルト 横筋 コンクリートブロック基礎の上には土台が乗ってくるので
土台を固定するためのアンカーボルトを一緒に埋めておかねばなりません。
写真のように土台の端材で定規をつくりボルトの位置を合わせてコンクリートを入れます。
さらにコンクリートの上にも鉄筋を入れて埋めていきます。
最後に目地をモルタルで埋めて基礎は完成!
風は強いし日は暮れてくるし、コンクリートを練ったが最後、「目地は明日に」という逃げ場もなくなり何とか完成したというわけでございます。
4日後、型枠を外して周りに土を盛って基礎の足元は隠してしまいます。
建物の大きさもこれでいいよ実感できてきましたね。
次は久々の刻みです。