レベル出し
09/08/27
セルフビルドで重要なことは「レベル(水平)出し」です。
もちろん水平が出てなくても建物は建つのですが。
基礎の上に立てていく木材の加工もある基準線が決まっていると寸法も出しやすくなります。
誰でも床が傾いた家には住みたくはないもんです(笑)
敷地にまずは建物の位置決めです。
今回は2間(3.64m)×4間(7.28m)の規模の小屋です。
広さにして8坪(16畳)。
ヒモで地面に固定して敷地に対しての建物の在り方を検討します。
電気配線用の埋設配管 配置決め 敷地にあまりギリギリに立てると雪囲いなどの作業がしづらいのである程度は確保しておきます。
すでに母屋のブレーカーからコンセントと照明用の配線を引き込めるようにCD菅を埋めておきました。
屋根から屋根への引き込みではどうしても屋根から落ちる雪のリスクがあるので。
位置が決まったら水杭を打ちます。
本来は建物周りぐるりに水杭を打つのですが
手を抜いて四隅だけです。
夜にレーザーレベルで水杭に共通の水平ラインを印し付けます。
すべてはこの水平印から何センチ下がるか上がるかで基礎の仕上がり天端を決めるのです。
基礎の仕上がり天端を決めたらその高さに合わせて幅10cmの板を止めていきます。
水杭と水貫 水糸に差し金をあてて直角をにらむ
これが水貫です。
水貫に水糸を張って建物の通り芯を決めていきます。
柱の通り芯ですのでこれはもう正確に寸法を取ります。
通り芯の縦の芯と横の芯の直角もしっかり出します。
通り芯が決まると水貫に印を書いておき必要な時に水糸がすぐに張れるようにしておきます。
このレベル出しがまずいと今後の工事にも影響が出てくるのでさすがの僕も慎重です(笑)