穂が揺れる
10/09/04
雨が降らない中、稲穂は熟していきます。
近年の温暖化により、この時期の高い気温は高温障害となって米の品質を落とします。
真っ白なお米になるのです。
在原は高原といえど油断はできません。
地面が乾いたら夜のうちに入水しておきます。
今年は山からの水が枯れることがないだけでも幸いです。
とはいいつつもやはり上からの水も必要なようです。
毎日空を眺めては雨乞いする日々・・・。
そして
やっと台風の予報。
うまく近畿地方に来るようなのでホッとしました。
稲刈りの予定は20日ごろ。
鹿による食害にも注意せねばなりません。
それにしても
毎年、といっても2年目ですが
風に揺れる稲穂を眺めていると、時間が経つのを忘れてしまいます。
素晴らしき米作り。
ああ、幸せ。