荒代かき
10/04/13
2回目の代かきです。
2日目ともなると土もかなり流動的になってきました。
水持ちもよくなってきたように思います。
次に肥料を撒きました。
お世話になっている田んぼの方から有機栽培に必要な資材を教えてもらいました。
●クレイン
貝化石肥料です。
カルシウムが主成分で弱アルカリ性の多孔質構造は有益な放線菌や細菌の住処となり
土壌に施すと有益菌が増え易い環境となるそうです。
微生物が有機物を分解し、その栄養分を米作りに生かす、田んぼの地力とはそういうことなのだそうです。
化学肥料でいなくなった微生物をこれから
何年もかけて田んぼに呼び戻すのです。
●ホスファル(リン酸グアノ)
グアノとは海鳥やコウモリの糞が長い年月堆積されてできたもので東南アジアなどの雨の多い島から産出されます。
雨水などで窒素成分や有機物は、その多くが失われ、糞のリン酸成分等が珊瑚礁の石灰と結合したものだそうです。
米の成長に欠かせないリン酸です。
これらを動墳機でばらまきました。
去年はこれらの肥料は施していないので効果が楽しみですが、
一方でこういった肥料を東南アジアから輸入せずに米作りはできないものかとも考えたりもします。