チェーン除草機

09/06/11

 

前回の熊手除草はすべての田んぼに除草を施すにはかなりの労力と時間を要するようです(泣)

そこで以前から名前だけは知っていたチェーン除草機なるものを作りました。

知り合いの方々に作り方をリサーチ。

   
切断   ひねり   ヒートンで角材に取り付ける

まずはチェーンを30cmずつ切断します。

輪の一か所を切ってペンチでひねると切断個所が開き簡単に取り外しできます。

ヒートンという「?」の形をした金具を入れて再びひねって閉じます。

そして45mm角材に取りつけて行きます。

3cmピッチで角材2m。

合計64本のチェーンがとりつくことになります。。。。。

夜な夜なコツコツ作って見事完成!

     
完成   チェーン除草中    

65φの塩ビパイプの両端にキャップをしてチェーン角材を固定します。

パイプは浮き輪です。

これを引きずっていくことによりチェーンが田んぼの底をかき混ぜて根の浅い雑草を浮かせるという仕組み。

早速、試してみました。

2反の田んぼ1時間ほどで回れました。

これはかなり現実的な除草方法です(笑)

2枚目の田んぼが終わる頃に足がつりそうになりましたが(泣)

     
除草後   排水口で水位管理    

イネは痛まないのか?

除草機が通ったあと、稲は倒れた状態になりますが再び立ち上がります。

うーんたくましい。

 

除草が効果的に行くには条件があります。

@雑草が幼いうちにすること。(生育が進むと根も深くなりチェーン除草だけでは抜けません)

Aトロトロ層の形成が必要不可欠。(雑草の足元が柔らかいと抜けやすいです)

Bしっかり水が溜まっていること。(浮き輪ごと底を引きずるのは体力要ります)

C雑草が次々に発芽するので1週間おきにしなければならない。

今回、チェーン除草機を作っている間に雑草はすくすく育ち根こそぎ除草することはできませんでした(泣)

しかし、これは来年に向けての手ごたえをつかむいい勉強になりました。

 

と、いうわけで今年は熊手除草がんばります。

 

 

 

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