草取り
09/06/07
毎日、田んぼに足を運びわが子の成長を見守るがごとくイネの観察をしております。
ようやくシャキっとなり風に頼もしくそよぐわがイネ。
ん?!
イネの間に見えるのは。。。。
雑草やんけえええ!!
米ぬか散布の健闘むなしく自然は稲作一年生の僕にも例外なく洗礼を浴びせます。
これをほっておくとそれはもう米か草むらか分からないくらいになります。
地主さんも心配することでしょう。
思うに、米ぬか散布が遅れたのと、水深管理がうまくいってなかったようです。
田んぼによっては浅いところの雑草の成長は早かったです。
僕の勉強している抑草方法は
5cm以上の深水でまだ根の短い雑草は自分の浮力に負けて抜け浮かんでしまうという方法です。
もう一つ条件としては、ぬかが発酵分解されて田んぼの底にいわゆるトロトロ層なるものができ
雑草の根が持ちこたえられなくなる、ということです。
トロトロ層は一応できてますが、ぬかの散布が均一でなかったのか
まあ、草が生えてきてるのは事実なので抜きましょう。
本邦初公開、熊手除草 水面に浮かんだにっくき雑草 まだ根が張ってないので
小さな熊手でそこを撫でてやると簡単に取れます。
田んぼの中でひたすら熊手をかき回す男一人。
近所のおばちゃんに「熊手で草取りしてる人初めて見たわ」と。
こうして田んぼの中に入り子供たちの表情を眺め悦に浸る、、、ちょっと方向が変わってきました(笑)
とは言いつつも、6反全部はちょっときついので新しい除草方法を模索したいと思います。
つぎに排水溝にしっかりと板を入れて水深を確保。
「植えた頃はあまり深水にしない方がいい」と周りの人にはアドバイスを受けましたが
僕の勉強している有機栽培は深水にすることによる抑草効果をねらうので
そのために植えた苗も普通よりは背の大きな成苗です。
なんて理屈ではわかっちゃいるけど草が生えてきてるしぃ(泣)
思い通りにいかないし、工夫の余地は溢れるほどあるし
米作りは面白い。