根起こし
09/04/25
種をまいてから17日。
ハウスに入れてから2週間。
朝晩の水やりでどこまで育っているのでしょうか?
肥料なし40g種まきの僕の苗 肥料入り100g種まきの苗 保温用のラブシートは外されて緑の芝生が!
薄播きの僕のコシヒカリは心細くなるような成長ぶりですが
慣行農法の奥のあきたこまちはわんさか生えてます。
この時点で葉が1枚。
葉が4枚になるまでこの箱で育てたいのですが・・・大丈夫かなあ(泣)
苗の1本の生命力を高めるために薄播きしてほしいと頼んだ僕の希望なので苗の力を信じて待つのみです。
ハウス育苗は保温効果で苗の生育を早めることを目的としているので
大規模農家では苗の生育の回転をよくして次の苗を育てていかねばなりません。
僕のやり方はそもそも大規模農法では無理なのかもしれません。
苗箱の中の土(水稲培土)には何も肥料は入ってないのでさらに心もとない生育となっております。
さすがに見かねた師匠は、フィッシュプロテインという有機100%の肥料を入れなさいとの指示。
「プロテイン」っていうネーミングが気になるのだけれど魚のアラを原料とした肥料で確かに有機100%です。
師匠の焦る気持ちも分かりますが昔の苗作りってこんなもんちゃうんかなあと思います。
田植えも稲刈りも今よりもずっと遅かったそうです。
来年は田んぼで苗を育てる苗代(なわしろ)で行こうと思ってます。
そもそもビニールハウスは在原では風が強すぎて無理なので・・・。
苗の生育にやきもきしながら田植えに向けて田んぼを耕さねばなりません。
初トラクターです!!
根起こしという作業です。
田植えをするにはどろどろの土の状態にするのでまずは固まった土を荒くロータリーでかきまわします。
トラクターの操作は緊張しながらも何とか慣れましたが
田んぼをくまなく耕す、そして効率よく無駄な動きがないようなルート作りなどなど。
同じところを何度も通ると田んぼが深くなる(田植えが大変)ので一筆書きでいくのですが・・・
四角な田んぼばかりではなく三角も台形もあり、そこが面白いのかもしれませんね(笑)
結構好きかも・・・。
と、同時に昔の耕うんは牛ですからねえ、、、、ものすごい労力だったのでしょうか。
もしくは耕さずにする稲作もあるのかもしれませんね。
いずれにしても答えは一つではない奥深きコメ作りです。