土間の三和土

08/03/30

 

春一番が、というより台風並みの大風で仮住まいの雪囲いが吹っ飛びました。

これも早いこと片付けないと・・・(泣)

Kさんに「みっともない」といわれちゃいました。

   
無残仮住まい   三和土前夜   まずはミキサーで混ぜ混ぜ

さて、月末恒例のつばさツーリストです。

今日は珍しく10名ものお客さんが来ました。

いつもの常連さんから高島市内の方、はるか神奈川からの方も。

中には古民家リフォーム中の方も!!

 

今日は待望の三和土(たたき)です。

ツアーの前に土間の土を10cmほど掘り、土を土のう袋に移しておきました。

三和土とは、土と石灰と塩(今回は塩化カルシウム)を混ぜて叩き固められた床のことをいいます。

まずはミキサーで土と石灰と塩化カルシウムを空練りします。

ミキサーは池田さんにお借りしました。

水を少しずつ加え、握って柔らかい団子になる程度までしっかり混ぜます。

ミキサーがあってよかったとつくづく思うのでした(笑)

   
ミキサーに土がくっついてしまいました(泣)       叩いた後と叩く前の表面に注目

さあ、叩きまっせ!

床に広げて平らに均して角材を加工して作った道具で叩きます、そして叩きます。

バサバサの状態ですが、たたき続けると表面に水がうっすら浮いた状態になります。

     
    いい感じ    

なかなかいい感じです。

さすがにこれだけの大人数なので見る見る仕上がっていきます。

ホンマに大助かりでした!!

お疲れ様でした!!

 

次の日は一人で叩きに、叩きました。

前日のつばさツーリスの時はどちらかといえば監督に徹していたので

叩く作業がこんなにもきついものとは(泣)・・・

手にはマメ、握力もなくなり、腰も痛い。

   
練った土を敷き詰め   叩きまくり   今日はここまで・・・

それでも完成していく三和土を眺めてはまた、叩く。

そうして何とかここまでたどり着きました。

明日も続きをします。

土間はこのあと台所のほうへと延びていきます。

 

うまく乾燥してくれればいいのですが・・・

ちょっと心配。

 

 

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