外壁の板張り

07/09/16

 

土壁塗りはまだ残ってるんですが・・・・

外壁の板張り始めちゃってます。

土壁塗り・・・ちょっと飽きてきました(笑)

というのは少し冗談なんですが

外壁の荒壁が乾燥したので下半分に板を張ります。

雨風の影響を最も受けやすい地面に近い部分をしっかりガードする目的です。

       
焼杉板張り        

日本家屋の外壁には写真のように

表面を焼いて炭化させた焼杉板(やきすぎいた)がよく使われています。

表面を炭化処理しておくと長持ちするそうです。

昔の人は賢いですね。

そして木目が浮き上がった、この風合いがなんともいえないっすね。

マキノ町内に焼杉を専門に作っている工場があるので

割れた板や節があったりして商品にはならないB板が安く手に入る情報(坪当たり1500円)を聞きつけて

早速伺ったのですが、

幅広のB板がなく、幅の小さい一般普及品のB板しか在庫が無かったので

普通の杉板を使って焼杉板を作る・・・事はせずにそのまま張りました!

お値段は坪当たり2500円也。

ちなみに焼杉板の新規の製品は坪当たり5500円でした。

うーん、納得。

   
胴縁   板張り   目板

まずは外側に胴縁を取り付けます。

両側から板をビスで止めていきます。

板同士の目地合わせの部分には同じ材料をたてに切断して作った目板を止めて胴縁とサンドイッチします。

板はどうしても反ってくるので、こうしておけばそれが防げるのです。

     
Kさんのきびすぃチェック        

なかなかいい感じですね。

てっぺんには水切りの板を乗せます。

焼杉板の風合いは出せませんが普通の板の色あせ風合いもなかなかどうしてええもんです。

2,3年たったらすっかりなじむことでしょう。

竹子舞編みと土壁塗りが続いたいたので久々にリフレッシュ!

明日は土壁塗りします(泣)

 

 

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