茅保管倉庫建設(4)

06/09/08

 

9月に入って小学校のバイトが始まりました。

ほんでもって、作業できるのが金、土、日の3日間という悲しい生活がまた始まったのです。

8月中の完成予定のはずの茅保管倉庫は今どんな状況なのでしょう?

報告します。

 

     
垂木と垂木受け   垂木取り付け完了    

いよいよ屋根工事なので、まずは屋根のトタンを載せるための下地つくりです。

垂木(たるき)という角材を丸太の骨組の上に取り付けていくのですが

当然、丸太の高さがどこもばらばらなので写真のように丸太を加工して垂木の高さを揃えます(垂木受け)。

几帳面なKさんと大雑把の福井的の見事なコラボレーションです(笑)

 

       

トタン張り

       

垂木の上に板を30cm間隔で取り付けて

いよいよ感動の(?)トタン張りです!!

「通常のトタンの3倍の耐久力!」とお店で告知されていたガルバリウム鋼板のトタンです。

シルバーの素地なので太陽の照り返しが恐ろしくきつく、秋の気配どころか屋根の上だけ「およげたいやきくん」ばりの灼熱地獄でした(泣)

部分的にポリカ波板にして内部の明り取りにしております、いわゆるトップライト(天井窓)ってやつです。

   
屋根完成とKさん   内部見上げ   外観

夜勤バイト明けの疲労と、照り返し地獄の中、何とか完成!

早速、屋根から降りて、中からトップライトを見てみると・・・なんということでしょう!(ビフォーアフター風に)

ってなわけで屋根はめでたく完成しましたぜ!

11月から茅刈りが始まるのでそれまでには壁を完成させないといけませぬ。

とてもスローな茅保管倉庫建設でした!

 

番外編!

って言うかこれがメインのはずなのに・・・・・・民家改修です。

     
見上げ   小屋裏内部    

小屋裏の床の竹編みがめでたく完成!

つばさツーリストさんが来た日から始まって

雨の日、バイトの合間にチョコチョコとやってました。

係長、寝れまっせ!

家の中で火を焚くと煤だらけになるまでの間ですが・・・(笑)

いい感じです。

     
竹割り器(5000円)   割った竹    

それから竹割りもしてました。

これは土壁の骨組み(竹小舞)に使います。

この竹割り器がなかなかの優れものです。

割っている写真があればいいのですが・・・まあ、見たまんまの道具です、はい。

鋳物なので落としたり叩いたりしたら割れちゃうのでご注意を!

っつうわけで福井的民家改修も牛歩戦術(死語?)で進んでおります。

 

・・・・ちゃんちゃん

 

 

 

 

 

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