いよいよ棟上!

05/04/30

 

遂にここまで来ました。

福井的民家改修の最大難関の合掌組上げ・・・・。

早く済ませて乾杯といきたいもんです。

 

●4月23日

おとんと壮一郎が来てくれました。

壮一郎は余呉町で田舎暮らしをはじめた男です。

彼は現在、農作業小屋の自力建設を計画中で僕の技を盗みに来たとか来ないとか。

合掌を受ける穴をノミで彫ってもらいました。

     
         

このごろ

棟上がうまくいくかどうか不安で眠れないときがあります(マジっす)。

はあ〜〜〜・・・・・楽しみっ!

 

●4月30日

遂にその日が来ました!

上棟です。

助っ人は総勢19名。

遠くは横浜から、お馴染みの面々から今日が初めての人まで。

前日に一人で練習をした作業説明もそつなくこなし(笑)さあ、作業開始です。

   
床で組む   立ち上げ    

まずは材料を上まで運び上げ、床で合掌をあらかじめ組んでおきます。

ロープを両側から引っ張りながら合掌を慎重に起こします。

妻側の丸太を取りつけ自立した状態にします。

   
合掌が組みあがる   得意の現場修正   ハコ結びに男結び・・・

3組の合掌が組みあがり、次にはヤナカといわれる横材を取りつけていきます。

いよいよ屋根の形が見えてきました!!

各丸太を取りつけるには、ワラ縄で「ハコ結び」と「男結び(ツノ結び)」という昔からの方法を用いました。

普段、馴染みのない結び方はみんなの好奇心を引いたようで、最後まで試行錯誤を繰り返してました。

   
お隣のS さん   お馴染みのK さん   作業風景

結びが一つ一つできていくごとに合掌はしっかりとしていきます。

今回は同じ在原内の仲間も手伝いに来てくれました。

   
もう少し・・・   完成!!   ヨシ運び

そうして、無事に完成!!

今まで想像の世界でしか見えなかった屋根の形が今はっきりと見えます。

 

最後にみんなでヨシ運び。(あっという間に終わりました!!)

・・・・そして

僕はかなりハイテンションでハシャイデ酔ってしまいました。

ほんとにほんとにみんなありがとうございました!!

これだけの人数でこれだけの作業を通じて怪我人が一人も出なかったことが何よりです。

カンムリョウデス。

もう、言葉にできません・・・・・。

お疲れ様でした!!

 

 

 

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