材料から建材へ
04/04/01
在原の分校の体育館に置かせてもらっていたヨシを移動させました。
体育館の裏の擁壁に立てかけていきます。
この間、雨だったのでヨシの加工もやりました。
おしぼこ |
「おしぼこ」という切断道具です。
もともと稲ワラを細かく刻む道具ですが屋根葺きの時には茅の加工に大活躍です。
以前来ていただいた屋根屋さんのアドバイスに従い2600mmの長さで切って行きます。
茅葺きでは1200mmのものと2600mmのを交互に積み重ね葺いていきます。
運搬を考慮して1200mmは屋根を葺く時に2600mmを切って使うことにします。
これで持ち運びも楽になりますし
なんといってもこれがまさに屋根に葺かれていく実感がふつふつと湧いてきますね。
材料から建材にヨシが変身したという事ですな。
切り落とした先端もしっかり束ねて置きます。
ワクワクしますなーー
そして体育館の使用期限が迫る中運び出しです。
校舎の裏の擁壁に立て掛けるのと、竹で置き場を作り積み上げる方法です。
これに最後はシートをかけておきます。
大切なことは通気性を確保しておくことです。
最後は体育館の掃除です。
こんな僕に体育館を快く貸していただいた北小学校の先生方に感謝感謝です。
お世話になりました。