建て込んで、そして崩壊
04/07/17
作業予定表に毎回表示された「柱建て込み」の言葉・・・・。
ついにやっと現実のものとなりました!!
この記念すべき作業に参加してくれたのは彼女とがみーでした。
えりこ | がみー |
まずはジャッキで30cmほど梁全体を持ち上げました。
まずは、つなぎ梁を本体柱に打ち込みました。
そして、つなぎ梁に新しい柱を接続しました。
最後にジャッキを降ろしほぞ穴に柱のほぞを差し込みます。
つなぎ梁と柱 |
刻んでるときは、ちゃんとほぞがほぞ穴に入るか不安でしたが結構いけるもんですね。
細かい精度は悪いですが通り芯をしっかりとれば何とかなるもんです。
完成したんですが、まあ、当然刻みの誤差というか失敗はありました・・・・。
結構へこみました(笑)。
束柱(写真中央)はやり直そうかなと思う今日この頃・・・。(誤差というより寸法の計算違い!)
つなぎ梁(写真右)はさしがね(ものさしのこと)一本分の幅だから墨入れ時のうっかりミスですな。(ほんまかいな)
東側の建て込みの仕上げに、がみーが梁の上でたたき込みをしてるときに
背後で「ボキッ!ガラガラーーードーン」って音がしたんです。
北側から西側中央まで最も傷みの激しかった部分がすべて崩れました。
梁の腐っていたところが折れたんです。
一瞬の出来事でした。
僕らは固まってお互いに顔を見合わせて(不謹慎ですが)笑ってしまいました。
8時だよ全員集合の舞台装置の移動の音楽(わかりにくーーーっ)が頭の中でなりました。
新しいものを構築したそのそばで崩壊するこの儚さといいましょうか・・・。
隣のおじさんの「おーい、大丈夫かぁーー!」の声で我に返りました。
誰も下敷きにならなかったことが幸いでした。
こうして東側の柱入れ替えは何とか完了して次は東側増築です。
来月で関西を離れ東京に転職するがみー、忙しい中ありがとう。
家具作りの精度とかけ離れた僕の刻みに唖然としてた彼女、おつかれさん!