新!竹置き場

03/05/23

 

以前の強風で崩れた竹置き場を作りなおしました。

やはり梅雨の時期の高温多湿の雨にさらすと虫が竹に入り竹をボロボロにしてしまいます。

刈り取りから運搬まで数々の困難を生んだ竹をそう簡単には虫ごときには食わせまい!と。

防虫には乾燥と煙で燻すのが効果的とのことです。

彼女も手伝ってくれて

おなじみの鋼管で屋根付きの置き場を作りました。

 

   
         

写真では分かりにくいですが

ブルーシートは中からと外からロープで挟み込んでる構造になってます。

これでシートの傷みの原因のバタツキはほとんどなくなります。

今回は鋼管にブルーシートにと費用がかなりかかりました。(ブルーになりました)

しかし今後も使いまわしの効く材料ばかりなので先行投資として気持ちを切り替えます!!

 

     
簡易カマド   妻側をふさぐ    

 

さて

いよいよ燻します!

妻側をシートでふさぎ

中では玄関の上がり階段として使用していたコンクリート製のU字ブロックをさかさまに置いて

両側をブロックでスキマを空けてとじて簡単なカマドを作りました。

中で木や藁を少ない空気の中で燃やすと煙がモクモクと・・・・

そしたら裏のおばあちゃんが慌てて「集落内では煙だしたらあかんよ」と言われました。

江戸時代に大火があって以来集落内では火を出して物を燃やすことは禁止されているそうです。

風の影響の少ない家の中や建物内で火を焚くことはいいのです。

 

今回は一応建物で炎は出していないのですが、おばあちゃんはびっくりしたようです。

僕は区長さんに(おばあちゃんにも)事情とカマドの仕組みを説明して了解を得ることができました。

やはり当たり前のことですが集落で何かをする時は順序というのがあるのですね、反省。

 

そしていざ火付け!

モクモクと煙が立ち昇り、中で木をくべる僕は涙と汗と鼻水で虫より先に燻され退避しました(笑)。

週一回のペースで燻して梅雨を越します。

 

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