穴の空いた屋根にシートをかけました

02/08/07

茅が落ちて大きな穴が空いている屋根にシートをかけました。

茅葺きの家は火を炊くことによりその煙で防虫と耐久性を確保できてます。

火を炊くと茅葺きの屋根は10年以上もつとのこと。

人が住まなくなった家というのは驚くほどのスピードで朽ちていきます。

まずは水を断つことが課題でした。

 

ボビーを誘って在原へ。

8m×8mのブルーシートを2枚、穴同士をひもでつなぎました。

石を結んだロープを投げて屋根の棟にロープを通し、それを引っ張ってシートを屋根の上にかぶせる方法です。

実際シートの重さは半端ではなく、腕力のあるボビーもかなりきつかったようです。

屋根の上に登ろうとすると茅が次々抜けてとても登れず、下から物干し竿で押し上げるしかありませんでした。

近所の人も遠巻きに僕等の仕事を見守ってました。

腕に力が入らなくなり、そしてついに完成!

ボビー

 

後日、ロープを増やし竹で押さえて風対策を施しました。

冬になると雪がすごいのでこの竹に雪が引っかかる恐れがあるので、再度押さえの方法を変える予定です。

現在の状態

 

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