第2回民家改修プロジェクトin在原
02/10/14
総勢20名。
過疎の在原に元気な声が響きました。
ワカチョー専務(前の日に一級建築士試験受験)の呼びかけに愉快な仲間達が集まりました。
(1)屋根のシートのかけ直し
在原は豪雪地帯です。
現在のシートには竹で横向きに押さえを施しています。
この竹に雪が引っかかり屋根に荷重が掛かる恐れがあり、押さえを縦方向にしました。
身軽な男性陣でこの作業を行いました。
足場の竹の取りつけ | 頂上にたどり着く |
まずは、作業を容易にするため、シートの下地となる竹を下から本体の屋根小屋組に直接結んでゆきます。
この竹は来年予定の屋根の葺き替えにも利用できる足場となります。
次にその竹に角材を結び付けてゆきます。
シートをかけて上から角材で押さえ、シート下の角材とビスで接合。
ビス打ち | 端部は本体に結ぶ | 完成! |
(2)開墾
家の西側の荒地に倉庫を建てる予定です。
長年放置されてきた土地には沢山の根が張り巡ってました。
この根を掘り起こし、大きな石を除去する作業です。
ボビーをリーダーにして、重いツルハシ、鍬、シャベルを手に女の子達が奮闘してくれました。
明日は筋肉痛?? | 作業風景 | 見事に整地されました! |
(3)廃木材の整理
家の解体を通じて山のように廃木材がでました。
E係長に電動のこぎりを貸してもらいました。
適当な大きさに切断し、縄でまとめ、この冬の燃料にします。
釘が無数に打たれており、これらを一本ずつ処理しました。
作業量が最も多い仕事にもかかわらずひたすら黙々と仕事に打ち込む女性陣に脱帽です。
作業風景 | 電ノコによる切断 | 束ねられた木材 |
(4)浴室解体
比較的最近に作られたと思われる浴室の解体です。
現在は脱衣室が無く、近接する柱の腐朽が激しいため浴室は作り変える必要がありました。
ストレス発散(?)も含めてドッカンバッタンとひたすら破壊してもらいました。
セメント、タイルの廃材も分けてまとめてもらいました。
特に土間のコンクリートはハンマーでおもいっきり叩き割る、普段あまり体験できない作業のようでした。
作業後、「スッキリした〜!」と・・・・・。
バールで・・・・・ | ハンマーで・・・・ | 解体終了! |
(5)昼食
福井家の方でおにぎりと、豚汁を用意しました。
福井家も祖母までが参加しての在原でした。
家族の協力に感謝してます。ありがとう。
17:00。日も暮れました。
予定を大幅に過ぎて(皆さんゴメンナサイ!!)の作業終了。
僕一人ではとてもできない作業が1日で完了。
近くの白谷温泉へ直行。
みなさん、ご苦労様でした!!