にしん漬け
09/12/11
やっとこさ雪囲いができました。
毎年、雪囲いが終わらないと、なんか落ち着かないのが雪国のつらいところです。
えりこもやっと落ち着いたようで、好物のにしん漬けに挑戦しました。
在原の多くの家ではこの時期に、にしん漬けを作ります。
いわゆる麹漬の漬けものに、身欠きにしん(にしんの干物)が一緒に漬けられているのです。
麹の独特の香りが好き嫌いがありそうですが
僕も在原で初めて食べるまで、この手の匂いの強い食べ物はきっと食べなかったでしょう。
ところが在原で、テント暮らしの時に裏のばあちゃんにもらったにしん漬けがあまりにも美味しくて
それから毎年楽しみにしてました。
今年はえりこが福井的にしん漬けに挑戦です。
身欠きニシンを2cmの大きさにハサミで切っていきます。
白菜、にしん、大根、麹の順番に何層も重ねます。
最後に重しをして蓋をします。
にしんの匂いでイタチが荒らさぬように厳重に蓋をしておきます。
10日ほどで食べれるそうです。
今年の冬の食卓には福井的にしん漬けが登場します!
食べてみたい人は冬の在原へどうぞおいでください!!