新旭で農家をしているダイスケくんから卵の孵化機を借りることができました。
わたくし、最近、
鶏に凝ってます。
「あほの鳥飼い」って言うそうです。
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卵は近江シャモです。
在原で近江シャモを飼っている人から頂きました。
とにかく美味いとのこと。
冬にいただいたシャモの有精卵は烏骨鶏が温め無事に孵り順調に育ってたのですが
ある日突然いなくなってました(泣)
日中、何かに襲われてしまったのかもしれません。
寒い冬を耐えて育っていただけにとても残念です。。。
今回は１０個近くの卵を孵化させるべく毎日そわそわしております。
そんなある晩、事件が起こりました。
深夜２時頃、鶏小屋が騒がしい。
鶏がパニックになって泣き叫んでいる声で目が覚めました。
始めはオス同士がけんかしてるのかと思ったのですが
夜中にそんなことをするはずもなく、叫び声と暴れる物音が尋常でないことは明らかでした。
懐中電灯を持って小屋に行くと
閉まっているはずの扉が開いてました。
そして、１３羽いるはずの鶏が数羽しか確認できませんでした。
獣に襲われたのです。
こんな夜ではどうすることもできず、とりあえず扉をしっかり締めることしかできませんでした。
次の朝、やはり鶏は１１羽いた烏骨鶏は５羽に、２羽いた名古屋コーチンは１羽になっていました。
小屋の外や川沿いには白い鳥の毛が散乱していました。
ボスの名古屋コーチンと元ボスの烏骨鶏が共にいなくなってました。
あとは雌の烏骨鶏が５羽。。。。被害は甚大です。
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散らばった羽 |
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破られた金網 |
謎の獣は
網の下端の隙間を押し広げて小屋の中に侵入したと思われます。
取り付けがあまかったのです。
気のやさしいボス鶏でした。
ボスの座は奪われてしまいましたが優雅な元ボス烏骨鶏。
本当に和やかなファミリーでした。
あの夜中に響き渡る彼らの叫び声と
恐れ逃げまわったであろう物音が生々しくよみがえってきました。
怖かっただろう。
ごめんね。
ほんまに僕は「あほの鳥飼い」や。
いつかは僕に食べられる運命の彼らに
特別な愛情は持たないように努めてたのですが
わが子を失ったようで無性に悔しく悲しかったです。
こんどはしっかりと金網を直しました。
そして
今夜もおそらく味をしめてやってくるであろう謎の獣には
檻の罠で迎え撃ちます。
おまえたちの仇は撃つぞ。