鹿肉ソーセージ
08/12/12
御近所さんの罠に小鹿がかかりました。
そのお裾分けを頂きました。
近年、鹿が田畑を荒らしています。
獣害駆除の対象になっているがその数が増加し続けている鹿。
原因の一つとして鹿の天敵(野犬、キツネ)がいなくなってしまったこと。
広葉樹林が減り山に餌がないこと。
さらに畑のおいしい作物のウマミを知ってしまったかも(笑)
鹿肉として流通すればその数も調整できるのでしょうけど
焼くと固い、などまだまだ検討すべき課題もちらほら。
福井的田舎生活では鹿肉はタンパク源の期待の2番星(一番は鶏)なので
いつかは鹿をおいしく喰らうことは永遠のテーマでした。
以前、京都府美山町で食べた鹿ソーセージがおいしかったので念願かなってソーセージ作りにチャレンジしました!
まずは鹿肉を細かく切ってフードプロセッサーでミンチにします。
それにしても、このフードプロセッサーはかなり重宝しております(ミホちゃんさんきゅー)
ネットで書いてあったレシピ通り塩、ナツメグ、バジル、ガーリック、シーズニング・・・・・・・・
塩加減はレシピ通りであとは何をどれだけ入れたかまったくわかりません、これもいつものことですが(笑)
いわゆる腸詰めです。
ウインナーは羊の腸、フランクフルトは豚の腸、なんですって、しらなんだ。
塩漬けされた羊の腸を水に15分つけて戻します。
これをソーセージ搾り機の先端に全部たぐり込ませます。
この時にサラダ油を大さじ1杯ほど入れておくとスルスルとたぐれます。
ねじれてるのを無理に引っ張って広げて破らないように注意しました。
さあ、肉をつめて体重をかけて搾り機を押さえてみると、、、、出たーーーーーーっ!
僕は押す人、えりこは皮の出を調整する人。
あまりパンパンに詰めて、あとでねじる時に破れないように注意しましょうと説明書に書いてました。
そして完成。
全長約3メートル。
お隣さんの奥さんには大吉の面倒をお願いしました(笑)
次はねじっていきます。
そして70度のお湯で30分。
低温殺菌らしい。。。
ほんでもって完成!!
フライパンでこんがり焼き色をつけていただきまーす。。。。。。う、うまい。
こりゃいける。
ソーセージにはビール。
普段ビールも飲まない僕が思うくらいですから、かなりのビールのお供。
こういう加工製品はその工程がいまいち解らないものが多いのですが
これで一つまた、自給自足に一歩近づいた感じです(笑)
沢木耕太郎に言わせれば「これでまた一つ自由になった」でしょうか。(なんのこっちゃ)
鹿をくれた人、いつもお世話になっている人へ少しずつお裾分けしたら、あっという間になくなりました。
いやいや、鹿肉の可能性を見ましたわ。
狩猟免許取って鹿を。。。。。なんてことも現実味を帯びてきた今日この頃。