怒れない教師、怒らない親

06/04/23

 

小学校でのスクールケアサポーターの仕事も2週目が終了。

昼間は小学校、夜は塾。

脳みそフル回転で毎日が過ぎていきます(笑)

めちゃめちゃ面白いです。

一人一人がみんな独特のキャラクターなんです。(あたりまえですが)

 

教室に入れない子供たちの原因は様々で

いじめやクラスになじめないなど・・・

多くは子供同士のコミュニケーションから来る悩みのようです。

 

自分に対して危害を与えない「やさしい」大人や教師には平気なのですが

教室を前にすると、同じ子供達を前にすると、うつむき押し黙ってしまうのです。

漠然と怖い。

恐怖を抱えた子供はとてもかわいそうです。

そして、このままネットやゲームの中でしか自分の居場所を見つけられなくなる前に

子供たちの輪の中に彼らを導いてあげたい。

 

子供の世界は全て未完成で、みんなが未熟者ですから

傷ついたり、傷つけられたり、時には大人に叱られたり

その中で、もまれて悩み、良い事、悪い事、人間関係やコミュニケーションを学んでいくのだと思います。

勉強も大切ですが、学校というのはそういうところだと考えます。

そして、教室に入れない子供たちも、その葛藤の中で毎日戦っています。

 

ちょっと気になったことがあって

今の学校は、教師が子供を男の子も女の子も「〜さん」と呼ぼうという風潮になってます。

「〜くん」「〜ちゃん」は生徒を見下しているということになるそうです・・・。

 

なんかちがうくね??

 

ハナタレのケアサポーター風情が言わせていただきますが

自分の子供には当然「さん」なぞ付けないし

僕にとって

学校とは子供にとってもう一つの家で

子供と教師は(大げさに言えば)親子のようなもの。

教師が自分の子供と同じくらい真剣に子供たちと向き合うところだと思いたいのです。

僕は自分の大切な子供を預けるなら、そんな学校、教師に預けたいですわ。

 

・・・・きれいごとやね(泣)

ハナタレの言う事ですが(笑)お許しください。

 

今は、親と教師、学校と家庭、しきりに境界線を引いて自分たちの領域を決める傾向にあるように思います。

これより先は家庭の問題だから教師が口出しできない・・・そんな窮屈な状況のように感じてしまいます。

そうすることによって教師も自分自身を守っているのかもしれません。

 

怒れない教師、怒らない親。

心の病なのか?甘えから来るわがままなのか?

 

僕はラインを超えて確かめてみたい衝動に駆られております(笑)

いずれにしても焦らず・・・・・本当に教師という仕事は素晴らしいし、大変な仕事です。

 

参照(笑):「ラインを超えて」byザ・ブルーハーツ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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