お金について(2)
02/10/14
「お金について」というか「人間関係」について書きます。
E係長をはじめ仲間達と第1回改修(02/08/25)をしました。
暑い中、みんなドロドロになって解体作業をしました。
作業終了後、「お礼」にみんなでお風呂に行きました。
木製建具(02/09/11)を譲ってもらった時のこと。
大きな建具を僕の小さな軽自動車では運べなかったのでE係長に車を出してもらいました。
夜に在原に向けて京都を出ました。
夜遅く、帰りに3人で「お礼」にラーメンを食べました。
ガソリン代も出そうとしたのですが彼らに断わられました。
後日、E係長の事務所で飲んでた時にE係長に言われました。
「毎回、手伝ってくれたみんなを風呂に連れて行ったり、御飯を食べさせたり『お金』は大丈夫なの?」と。
事実、お風呂に行った時、みんなの入浴料を彼に立替えてもらってました。
E係長とY社長は京都の町家を自力で改修して二人の自宅兼設計事務所を作った経緯を持ってます。
改修には多くの仲間が手伝いに行きました。(僕も最後の方に行きました)
その時に来てくれたみんなにお弁当を毎回買って、その「お金」はかなりきつかったそうです。
彼等は自分達の経験を通じて僕のことを心配してくれての質問でした。
正直、僕は経済的には厳しいです。
僕は「お金の関係」からできるだけ離れたくて田舎での生活を目指してます。
しかし、仲間の好意に対して僕は「お金」で返そうとしてました。
つまらない見栄、つまらないプライドでした。
皮肉にも当の本人が「お金」にとらわれていたのです。
「お金」が無いのだから「自分のできること」で精一杯のお礼をすればいい。
E係長はそう伝えてくれました。
彼女とも話し合い、おにぎりとか作って持って行こうと決めました。
ゆくゆくはあの畑で取れた野菜をかまどで調理してみんなに食べてもらいたいです。
第2回改修プロジェクト(02/10/14)で僕は家族の協力でおにぎりと豚汁を作ってもらいました。
それにしても、
僕は本当に幸せ者です・・・・・・。