福井先生語る
03/11/28
僕はバイトで週に一度、職業訓練校で建築製図を教えています。
生徒たちは、まさにこれから建築を学ぼうとする人達ばかりです。
毎度お馴染みとなった、「11番」「ニ児のパパ」「はな」ちゃんは僕の生徒たちです。
本当に毎回頑張ってくれて、いつも頼りになる助っ人達です。
なぜ、こんなにも在原に足を運んでくれるのか?
それは彼等の貪欲な好奇心なのかなと思います。
それは建築に留まらず、人との出会い、風景との出会い、空間との出会い・・・・・・・・。
建築設計とは顧客に空間を創造し提供する仕事です。
設計者の空間体験が空間創造に及ぼす影響は少なくはないです。
薪ストーブがに火がついて、みんなでストーブを囲みました。
家の中で火を焚く贅沢。
薪ストーブの力強くも優しい温もり。
会話がなくとも何かを語り合っているような安心感。
きっと
一つの火を囲んで、みんなが寄り添っていた太古の時代からのDNAがそう感じさせるのかもしれません。
彼等が今日体験した空間は心の中にいつまでも残り
未来の顧客に「薪ストーブはめっちゃ良いですよ〜」なんて自信を持ってお勧めできる事でしょう。
そんな空間を提供できた福井的田舎生活は教育的に
まんざら悪くはないという事なんですね!
先生はなんだかウレスィです。