地域コミュニティの先に

05/12/09

 

寒くなりました。

在原もすっかり冬景色です。

最近はずっと冬支度です。

 

さて

在原の冬よりも「さむい」事件が新聞をにぎわせています。

子供を狙った犯罪が続いています。

身代金目的ではなく、いとも簡単に子供の命を奪うという異常なものであります。

子供の世界以上に大人の世界もおかしくなってきた・・・・。

子供を持つ親の心配は計り知れない。

何が原因か?対応策は?

僕自身子供はまだいませんが、考えると頭が痛い。

 

今後、子供たちは監視下に置かれ、家の中で遊ぶことが望まれる。

子供は外で育つもの・・・・なんてもう遠い昔なのでしょう。

子供にとって現代は、寄り道もできない社会となってしまったようです。

 

都会に限らず、今の地域社会は隣人の顔を知らぬほど閉鎖的になっています。

「知らない人には近づかない、話さない」子供に言い聞かせます。

閉鎖的な大人が閉鎖的な地域を生み地域に不安疑念を生む。

そして更に閉鎖的な地域へと・・・。

 

一方、僕の住む在原は30軒ほどの集落ですが、当然顔見知り。

マキノ町内でも「在原の○○さん?よぉー知ってるで。」てな感じです。

「田舎はプライバシーが無い」けども「妙な不安も無い」。

なんだか安心です。

これは日ごろの草刈や運動会のコミュニケーションの賜物です。

 

子供にとって安全な地域社会を復活させるには

まず、大人たちのコミュニティを復活させることなのではないでしょうか?

自治会の役割は、ゴミ捨て場の管理、電灯を増やすなどの営繕だけではないはずです。

大人がコミュニケーションをわずらわしく捉えることが

子供の行動範囲を狭めているのではないかと・・・・思ったりなんかしてます。

 

高島市の広報が毎月郵送されてきます。

自分に参加できるコミュニティが無いか、くまなく目を通し始めてる福井的田舎生活です。

 

 

 

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