豚丼を食べて思ふ

04/02/15

 

久々の更新です。

 

この間、豚丼食べました。

そして思った事・・・・。

 

近年、様々な病気が世界を脅かしています。

家畜にとどまらず人間までも・・・。

家畜の飼育されている環境を見ても判る通りとても健康とは言えませんね。

同じ動物を密に飼育すると当然病気にもかかります。

畑の中でもそうです。

同じ作物を同じ場所に育て続けると病気もおこり、いわゆる害虫も繁殖します。

 

ところで「害虫」っていうのは人間の概念であって

全ての生物は自然界の中でお互いが結びついているのです。(理科で習ったなーー)

「害虫」というのは人間のエゴなんでございます。

自然というのは「多様性」のことであり、杉ばかり植林された山は自然ではないのです。

畑でもいろいろな野菜や植物を混ぜて育てると病気にかかりにくく健康な野菜が育つそうです。

 

なぜ作物が病気や害虫に犯されるか?

なぜ家畜が病気に犯されるか?

そこには多様性はないからです。

多様性を持つ環境を与えるとどうなるか?

経済効率が悪くなるんです。

同じ物を同じ場所に大量に作る事は経済効率がいいんですね。

そんな不自然さが様々な病気を生み出します。

単純明快です。

 

生態系の中ではある種が増え過ぎると

その天敵が増えたり、その種の食べ物がなくなったり

時間をかけて再び均衡状態に戻っていきます。

いわゆる害虫や病気というのは、そのような現象であって

ごくごく自然の摂理なのではないのかしら・・・?

 

そして視野をもっともっと大きく見てみると・・・

地球上で起きている環境問題はすべてこの自然の節理に基づくものなのでは?

温暖化による砂漠化や海面上昇。

はたまた科学の発展による化学物質の汚染。

オゾン層の破壊により紫外線の増加。

などなど・・・・・・

人間にとって住みにくい環境に地球が変化していってますね。

偉大な自然界は、どの生き物を減らそうとしてるのでしょうか・・・・・・?

 

なんてことを豚丼を食べながら考えてみました。

 

 

 

 

 

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