高島市の震災がれきの受入れ(2)

12/04/04



震災がれきの受入れについてもう少し書きます。

以下は知り合いの方からの転送メールをまとめました。

岩手県の一般廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性物質濃度の測定結果について

http://ftp.www.pref.iwate.jp/view.rbz?nd=4406&of=1&ik=1&pnp=50&pnp=2648&pnp=4406&cd=37948

特にこの中の9月14日発表の情報が重要なのですが

そこにあげられた各焼却施設のうち、三陸海岸にあるものをみていくと、まずもっとも北部の青森県境の近くにある「久慈地区ごみ焼却場」で

飛灰(飛び散り舞い上がった灰のことで、バクフィルターなどの集塵機で集められたもののこと)からセシウム134と137が合計で604ベクレル計測されています。

主灰(炉の底部に残ったもの)からは31ベクレルです。それぞれの1キログラムあたりの値です。

セシウムはおもに飛灰に集まる傾向があります。

岩手県沿岸部の中部にある「宮古清掃センター」をみると、

飛灰に同じく
240ベクレル、主灰に31ベクレル計測されており

釜石市にある「岩手沿岸南部クリーンセンター」をみると、飛灰で1128ベクレル、スラグで30ベクレルが出ています。

三陸海岸の焼却場で、飛灰だけで240ベクレル(宮古)から、1128ベクレル(釜石)と非常にたくさんのセシウムが「がれき」に含まれていることが分かります。

このことをみただけでも、空間線量で「安全」を粧う、環境省HPの発表の嘘が見えてきます。

ショッキングなのは、内陸部の一関市周辺でとても高い値が出ていることです。

一関市狐禅寺にある「一関清掃センター」では、7月22日に、飛灰からなんと30000ベクレルが計測されています。主灰にも1550ベクレルです。

同じく7月5日には、飛灰で26000ベクレル、主灰で1640ベクレル。8月24日には飛灰で14700ベクレル、主灰で1830ベクレルと、とんでもない数値の連続です。

また一関市の北方にある奥州市の「胆江地区衛生センター」でも、7月9日に飛灰で10100ベクレル、7月13日に10500ベクレルが計測されています。

この数値は9月2日には5700ベクレルに下がっています。

また一関の7月22日と8月24日の数値が倍もちがっていること、奥州でも7月9日と9月2日の数値がやはり倍もちがっていることをみるとき、

焼却灰の放射能汚染に関するデータは、1日とっただけではまったく不十分なことも同時に見えてきます。

ここに記載された以上のセシウムが出ていたことも十分考えられます

このように焼却灰から大量のセシウムが出てくるのはその地域が深刻に被曝していることの証です。

なのになんの目立った対策もされていない。被曝の話は福島県に集中してしまっている感が否めません。

さらにその上に焼却場からの二次被曝が起こっている可能性が大です。

このように、岩手県の焼却場の灰に含まれる放射性物質のデータをみるならば、がれきが安全などころか、岩手県が深刻な被曝を受けていながら、

政府や環境省がまったくそれらを放置してきていることこそが浮かび上がってきます。

以上です。

原子炉の排水の基準が100ベクレル/キログラムよりもっと下で

核施設でのセシウムの汚染は、100ベクレル/kgを超えると、低レベル放射性物質として放射線管理区域に保管しなければならないのです。

瓦礫の広域処理について、環境省は焼却灰の埋め立て基準を、放射性セシウム10万ベクレル/Kg以下に引き上げました。

安全である科学的根拠は示されないままに。。。。

僕は

瓦礫の処理はやはり、放射性物質の拡散を防ぐために広域処理はせず

福島県にしっかりとした処理施設を作り、東電と国が責任を持って、時間をかけて処理することが望ましいと考えます。

そして汚染された焼却灰は元の所有者である東電が管理するべきなのです。

復興が2年3年遅れることよりも10年後、50年後、100年後の日本がどうであってほしいのかを考えるべきです。

なにより

これ以上、国土の汚染を広げることは誰にとってもマイナスでしかありません。





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