原発推進
11/07/24
鞍替えしたのではありません(笑)
最近は原発推進派の文章を読むようにしています。
だって、意見の一方通行では何も生まれないから。
「小資源国の宿命」
「高度な産業経済を運営するために安定供給が必要」
「国際競争力で遅れを取る」
「再生可能エネルギーでは原発の発電はまかなえない」
「防衛上、平和利用として核保有すべきである」
「広大な太陽パネルの下では植物が育たないなど、物理的に自然の姿を変える自然エネルギーの方が環境を破壊している」
から
「少しくらいの放射能では害はない。原発より交通事故で死んでいる人の方が多い」
「脱原発、反原発は左翼思想である」
まで。
どの意見も、まあ一部を除いて、言いたいことはよくわかりました。
僕のヤワイ心が揺れる場面もあったりなかったり。
でも
ここで誰一人、書いてないこと、廃棄物の処理について。
5年後10年後の話ではなくて50年後100年後の話。
こうしている今でも増え続ける放射性廃棄物。
莫大なお金をかけて、将来にわたって誰かが管理し続けるということだ。
地震多発のこの国で本当に安心安全にそれらを保管管理出来るのだろうか?
彼らの理屈の多くは、とても短期的なビジョンで、そして短期的経済指標にのみ論じられていることに
僕は何だかやりきれない違和感を感じてしまう。
そして、大量生産、大量消費にしか道を見出せない
成長ありきの市場経済の閉塞感で息がつまりそうです。
僕も含めて電気エネルギーは生活の中で必要不可欠なものであることは事実であります。
そして日本の産業は電気なくしては成り立たないこともまた事実。
「反原発叫ぶなら電気使うなよ」
そういう問題か???!!
ハイブリットカーを選ぶみたいに
割高でも、より安全で気持ちのいい電気を選びたいって思ったらアカンの??