東北大震災
11/03/26
連日、全てのメディアで地震関連のニュースが飛び交っています。
車が、家が押し流されていく映像を見て胸が詰まりそうになりました。
ただただ自然の猛威の前では人間は弱い存在であるしかないのです。
福島県の友人は安全なところに避難しており、無事であることは何よりでした。
本当に時間がかかるかもしれませんが、一歩ずつ立ち直って行くしかありません。
東北の人々が立ち上がるときに必要となるであろう、お金を寄付させていただきました。
当事者ではないので彼らの苦しみは想像するしかありません。
僕は黙って見守ります。
そして、今も頑張って立ち上がろうとしている人々がいることを忘れずに
大切な日々を生きていくのみです。
しかし
原子力発電所の被害はあまりにも深刻であります。
僕の住むマキノ町も敦賀原発から30kmの圏内にあります。
決して他人ごとではないのです。
戦争によって破壊されたのならまだしも、自然災害でこれだけの被害が出るというリスクの高さは問題でしょう。
「想定外」なことはこれからも起こるし、誰にも予測できないのですから。
安全神話というもののごまかしが続々とその正体を現しています。
そして、その安易に手に入れた巨大なエネルギーが暴走しているのです。
そして汚染された大地はどうなるのか。
今まで、何も考えずに溢れるエネルギーを贅沢に浪費してきたツケのようです。
石油依存からの脱却で原子力に舵を切ってきた日本は、そのエネルギー政策を改める必要があるのでないでしょうか?
そして、何万トンとある放射性廃棄物処理の問題も抱えたまま突き進む原発って本当に必要なのか?
ちなみに
ある人の計算では
福島第1、2原発の年間の発電量は721万kwで
普通の家庭に取り付ける太陽光パネルの年間の発電量を3kwとして
240万戸の屋根にパネルを取り付ければ発電量はカバーできるそうです。
資材代だけで1.8兆円、子供手当の予算で賄えます。
当然、太陽光の発電は天候に左右され原発ほど安定した供給は望めません。
脱原発を闇雲に叫んでも心は晴れませんが、この数字は何となく実現可能のように思えてきませんか?
ハイブリットカーによる蓄電技術の発達が家庭用にまで普及する日もそう遠くは無いようです。
自分で作った電気は大切に使うことでしょう。
年間何兆もの税金を原発につぎ込むのなら、国策としてこういうところに税金を使ってほしい。
すべての公共施設の屋根には太陽光パネルを。
ほんでもって、僕は今、家庭用の水力発電の勉強をしております。。。。