豊かな暮らしとは?
09/02/11
久々の更新です(泣)
今日は、高島市人材誘致検討協議会主催の「豊かな暮らしの高島モデル創造フォーラム」がありました。
簡単にいえば人口減少の高島市をどげんかせんといかんといことで
若者の定住促進を進めるためにはどうすればいいか、
豊かに高島で暮らすということはどういうことなのか
みんなで考えようというフォーラムでした。
基調講演はGNP(国民総生産)ならぬGNH(国民総幸福度)の思想を軸に活動している辻信一さん。
文明がスピードなら文化はスロー。
その文明が今、袋小路に迷い込んでしまっていること。
物的豊かさと幸福はどうやら同じではないようである、、、、などなど。
この生活を始めて7年目。
僕が思い続けてきた感じをすっきりとした言葉で代弁されたようで、とても聞きいってしまいました。
後半は実際に高島に住んでいる若者3人がパネラーとして意見交換するのですが
その一人にわたくしが出ることになり、普段の作業着以外のおしゃれ着(社長には香港スターって言われた、、、)で行ってきました。
発言はいつもの生活で感じていること、これまでの経緯などなど
他のお二人のパネラーに比べて異色を放ちすぎてました(笑)
そりゃそうだ。
残念なことに時間が短すぎて
会場に来ていた人達と、もっと意見交換もしたかったのですが、、、残念です。
フォーラムを通じて感じたことは
お金が生きる「手段の一つ」ではなく「目的」としてしまうから悲しいんだ。
「豊かさ」を考える上でやはり生活していく上でお金は必要と、多くの人が考えている。
僕もそう思う(くやしいけど)。
でも、もう成長しなくてもいい、拡大しなくてもいい、給料だって増えなくてもいい。
お金を追うことで大切なことを犠牲にするなんて本末転倒だ。
ほどほどでいいんでないかい?
この経済状況の中で企業誘致、公共事業などの雇用創出、どれも期待できそうにない。
今ある仕事を分け合って、収入も分け合う。
その代り自由な時間が手に入る。
家族との時間、自然や土に触れる時間、モノを作る時間、仲間と遊ぶ時間を手に入れたら素敵ではないかな。
そうやってみんなが楽しそうに生活していれば
都会に出た若者はきっと戻ってくるぜ、きっと大吉も。。。。。???
高島市にはそれを可能にする環境条件に恵まれている気がするのです。
そして、なんとかしよう、と考えている市民の人々がたくさんいるのです。
家はどうする?
多くの空き家を有効に使う。
その橋渡しこそ行政の腕の見せ所、税金はそういうことに使うのです。
ほんでもって僕はGNHならぬGNT(Time)って言うたら
辻信一さんに褒められてしまい、いま、ほろ酔い上機嫌で更新しているという有様でございます。
ちゃんちゃん