どうしたら村の人間になれるのですか?

06/09/15

 

 

村には寄り合いのような「総会」と呼ばれる集まりがあります。

その名の通り、村の住民全員参加の集まりのことです。

在原に住所を移し区費を払い、草刈り、雪下ろし、運動会、4年間参加してきました。

しかし、総会には一度も呼ばれたことがありません。

 

僕 「村の総会に、僕は出れないのですか」

役員のおじさん 「総会っちゅうんは山とか田んぼのいろんな利権の話し合いの場やからな」

役員のおじさん 「村で共有してる山とか田んぼとかいろいろあるんにゃわ」

僕 「まあ、僕はそんな利権とか、あることは知らんのですけど・・・」

僕 「昔からの利益は昔からの人達で分けはったらいいと思いますよ。僕はいりませんよ。」

僕 「僕は村に何か貢献できることはないか、寄り合いを通して知ることができたらいいなあと思ってるだけですわ。」

区長 「まあ、今までそんな風に『村に入りたい』っちゅう人は出て来なかったからなあ。」

僕 「ほんなら、僕はここに住んで10年経っても20年経っても『よそ者』っちゅうことですか?!」

僕 「村との関わりが、草刈りと、雪下ろしと、運動会だけですか?!」

役員のおじさん 「福井君がいつか『入りたい』っちゅうんやったら総会で聞いてみるけんどな」

 

そんな感じのやり取りがありました。

ほのぼのを通り越してますわ(笑)。

 

今後、新しく村に入植する人が増えたときに

過疎化が進む中で村の若い者は「村の財産」なんだと思います。

区長さんをはじめ役員の皆さんはどのように在原の未来を考えておられるのでしょうか?

「村の利権」を守る前に守らなあかんことがあるんちゃうんかなあ?

 

まあでも、村の人と少しでも本音(?)で話できてよかったですわ。

 

 

 

 

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